【処理スピード低下に要注意!】キャンバスアプリとPower BI タイル

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概要

本記事では、キャンバスアプリでPower BIタイルを使用する際の注意点について説明します。キャンバスアプリでPower BIで作成したグラフを使用する際には絶対に知っておきたい内容ですので、最後までお付き合いください!

結論

キャンバスアプリに、同時に 4 つ以上の Power BI タイルを読み込むことは推奨されません。Power BI タイルを表示するための処理が多くなることで、アプリケーションの処理に時間がかかります。

参考記事:Power Apps での Power BI タイル コントロール – Power Apps | Microsoft Learn

Power BI タイルとは

Power BI タイルとはダッシュボードにあるグラフのことで、レポートにあるグラフをダッシュボードにピン留めすることによって作成できます。

操作イメージ

キャンバスアプリで挿入からPower BI タイルを選択します。

貼り付けるタイルの情報を入力します。通常、ワークスペース、ダッシュボード、タイル名を選択すれば、タイルを表示することができます。

ワークスペース、ダッシュボード、タイルの情報を入力しても、タイルを上手く表示できない場合は下記手順をご対応ください。

①TileURLプロパティに以下のタイルURLを設定する

https://msit.powerbi.com/embed?dashboardId=<DashboardID>&tileId=<TileID>

② ①の赤字部分をフォーカスモード時のURLから確認し、書き換える。

表示させるタイルの右上の「・・・」から[フォーカスモードで開く]を選択する

DashboardID:e984a9…(略)…91b0, TileID:a98f35… の部分をコピーし、①のURLで置き換える。

ここまで対応すると以下のようにタイルを表示することができます。

このようにPower AppsとPower BIを連携できるのですね!知りませんでした!

はい!このようにタイルを追加していく際には、4つ以上は非推奨なので気を付けましょう!

まとめ

今回は、キャンバスアプリにPower BI タイルを埋め込む際の注意点として、4つ以上は非推奨であることをご紹介しました。

次は、4つ以上タイルを埋め込まないといけないときの開発における工夫の仕方について説明しているので、宜しければ併せてご確認ください!

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