概要
本記事はPower Apps で使用するコントロールというパーツについての説明です。

Power Apps で自分でアプリを作るための初めの一歩です
キャンバスアプリとは
Power Apps で作成できるアプリは以下の3種類があります。
- キャンバスアプリ
- モデル駆動型アプリ
- Webサイト
Webサイトは、以前はポータルアプリと呼ばれていましたが、Power Pages に変更されました。

PowerAppsのキャンバスアプリは、従来のプログラミング言語を使用せずに、ビジネスアプリケーションを設計・構築するためのツールです。
PowerPointのように要素をキャンバスにドラッグアンドドロップしてアプリをデザインし、Excelの式に似たロジックを使用してデータを処理します。
これにより、Microsoftやサードパーティのデータソースを統合して、ブラウザーやモバイルデバイスで実行できるアプリを作成できます。
コントロールとは
キャンバスアプリでは、コントロールと呼ばれるパーツを配置していくことで、アプリの外観を作成していきます。
代表的なコントロールを確認してみましょう。

ボタンやラベルなど、アプリに必要なパーツを追加して、実際に操作するアプリの画面を作成します。
また、アプリに複数の画面を追加することもできます。
キャンバス アプリのコントロールとプロパティ – Power Apps | Microsoft Learn
練習問題
それでは、実際の試験を参考にした問題を確認してみましょう。
問題
キャンバスアプリを使用して、SharePointリストにある企業名、事業内容、企業ホームページURLを表形式で表示する。 ユーザーがキャンバスアプリから企業ホームページに遷移することを可能するのに適切なものを以下から2つ選んでください。
- スクリーン
- ギャラリー
- データテーブル
- コンテナー
回答
それでは正解を発表します。よろしいですか?
5、
4、
3、
2、
1、
0!
正解は、このようになります。

次の2つを選べていれば正解です。
- スクリーン
- ギャラリー
解説
コンテナ―は複数のコントロールをまとめるためのコントロールです。
SharePointリストのデータを表形式で表示するためのコントロールとしては、選択肢の中ではギャラリーとデータテーブルが当てはまります。
ただし、データテーブルはデータを表示するためのコントロールであり、❝企業ホームページに遷移することを可能する❞という目的には当てはまりません。
また、ギャラリーを配置するための画面として、スクリーンコントロールも必要です。
データテーブルにはギャラリーと違って、選択した時にアクションを実行するためのプロパティであるOnSelect がありません。
まとめ
Power Apps の種類の1つ、キャンバスアプリを作成するためのコントロールについて解説しました。
超基本なので、ぜひ覚えてくださいね!



コメント