概要
本記事はPower Automate のフローで承認を行う方法の説明です。

承認フローは業務でもよく使うから、この機会に覚えたいね!
承認ワークフローとは
上司に書類の確認をしてもらいたい。出張にかかった経費をまとめて申請したい。
業務の中でたびたび承認を求めるワークフローがありますが、Power Automate を使用して承認申請を行うことができます。
まずは、Microsoft 公式ページの解説を確認してみましょう。
承認ワークフローの使用例

えっと・・・
つまり、これでどうなるの・・・?

少しわかりづらかったですか?
具体的な使用例を確認して、イメージをつかんでみましょう。
最も単純な承認ワークフローとして、以下のようなフローを実行してみましょう。

フローが実行されると、「担当者」に設定した宛先に承認通知が届きます。

コメントを添えて「承認」をクリックしてみます。

フローの実行履歴を確認すると、コメントと承認結果、承認を行った人の情報などが確認できました。


なるほど!
これなら私にもできるかも!
練習問題
イメージがつかめたところで、実際の試験を参考にした問題を確認してみましょう。
問題
モデル駆動型アプリとPower Automateを使用し、備品貸し出しアプリを作成します。 備品の貸し出し申請があった際に、担当者が申請内容を確認し、承認をする必要があります。 この要件で使用するフローとして適切なのはどれですか?
- 承認フロー
- ビジネスプロセスフロー
- スケジュールされたフロー
- Desktopフロー
回答
それでは正解を発表します。よろしいですか?
5、
4、
3、
2、
1、
0!
それでは正解を発表します。

少し判断が難しい問題でしたが、この選択肢から選ぶならこれでしょう。
正解は、「承認フロー」です。
解説
問題文から「承認」を行うワークフローが求められていることはすぐにわかりますね。
Power Automate を使った承認ワークフローの存在を知っていれば容易に答えられるような問題でした。
ただし、少し気を付けたいこととして、承認を使ったフローは「スケジュールされたフロー」などのクラウドフローや、「ビジネスプロセスフロー」からも使用できるということです。


「最も適切」ではないにしろ、不正解とまでは言い難い選択肢がまざっていました。
問題の意図をよく読んで回答することを心がけましょう。
まとめ
Power Automate を使った承認フローについて解説しました。
他にも、Microsoft Forms を入り口にした申請フローなど、業務への応用が利きますので、是非マスターしましょう!



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