Power Automateの承認フロー

PL900

概要

本記事はPower Automate のフローで承認を行う方法の説明です。

承認フローは業務でもよく使うから、この機会に覚えたいね!

承認ワークフローとは

上司に書類の確認をしてもらいたい。出張にかかった経費をまとめて申請したい。
業務の中でたびたび承認を求めるワークフローがありますが、Power Automate を使用して承認申請を行うことができます。

まずは、Microsoft 公式ページの解説を確認してみましょう。

承認ワークフローの使用例

えっと・・・
つまり、これでどうなるの・・・?

少しわかりづらかったですか?
具体的な使用例を確認して、イメージをつかんでみましょう。

最も単純な承認ワークフローとして、以下のようなフローを実行してみましょう。

フローが実行されると、「担当者」に設定した宛先に承認通知が届きます。

コメントを添えて「承認」をクリックしてみます。

フローの実行履歴を確認すると、コメントと承認結果、承認を行った人の情報などが確認できました。

なるほど!
これなら私にもできるかも!

練習問題

イメージがつかめたところで、実際の試験を参考にした問題を確認してみましょう。

問題
モデル駆動型アプリとPower Automateを使用し、備品貸し出しアプリを作成します。
備品の貸し出し申請があった際に、担当者が申請内容を確認し、承認をする必要があります。
この要件で使用するフローとして適切なのはどれですか?
  • 承認フロー
  • ビジネスプロセスフロー
  • スケジュールされたフロー
  • Desktopフロー
回答

それでは正解を発表します。よろしいですか?

5、

4、

3、

2、

1、

0!

それでは正解を発表します。

少し判断が難しい問題でしたが、この選択肢から選ぶならこれでしょう。

正解は、「承認フロー」です。

解説

問題文から「承認」を行うワークフローが求められていることはすぐにわかりますね。
Power Automate を使った承認ワークフローの存在を知っていれば容易に答えられるような問題でした。

ただし、少し気を付けたいこととして、承認を使ったフローは「スケジュールされたフロー」などのクラウドフローや、「ビジネスプロセスフロー」からも使用できるということです。

「最も適切」ではないにしろ、不正解とまでは言い難い選択肢がまざっていました。
問題の意図をよく読んで回答することを心がけましょう。

まとめ

Power Automate を使った承認フローについて解説しました。
他にも、Microsoft Forms を入り口にした申請フローなど、業務への応用が利きますので、是非マスターしましょう!

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