はじめに
こんにちは、Power PlatformエンジニアのHiroです。
このブログでは、未経験から1年足らずでPower Platformエンジニアになった私の経験を元に、Power Platformの効率的な学習方法をご紹介しています。
今回は、これからPower Platformを学ぼうと思っている方・既にPower Platformを学んでいる方に向けて、Power Platformを学ぶメリット3選をお伝えします!
転職活動時の市場価値や、直接聞きにくい年収面に関しても赤裸々に語っていきますので最後まで読んで頂けると幸いです!

転職に有利になりますか?

年収は上がりますか?

Power Platformを学ぶ上でそのような要素を知ることも重要ですよね!
次の章で根拠と共にご説明します!
Power Platformを学ぶメリット3選
早速ですが、Power Platformを学ぶメリットについて順に説明します。
メリット①:市場価値が上がり、転職で武器になる
一般的に、スキルを身に着けたらその分だけ市場価値は上がります。しかし、時代の流れを考えると、IT系のスキルを身に着けることは、より重要性を増しています。
突然ですが、皆さんは「2025年の崖」問題をご存じですか?
「2025年の崖」とは、経済産業省のレポートに登場した言葉であり、簡潔に言うと企業のDX化(ITの力を用いて業務を効率化すること)を推進しなければ、日本が経済的な損失を受けてしまうという意味の言葉です。
(Chat GPTに聞いた回答も載せておくので、詳細な内容を知りたい方は以下を参考にして下さい)

「2025年の崖」とは、経済産業省が2018年に発表した「DXレポート」と呼ばれる資料の中で初めて使用された言葉です。DXとはDigital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)の略称で、デジタルによる変革を指し、デジタル技術を使って企業がビジネスを生み出したり、消費者の生活が向上したりすることが含まれます1. 2025年の崖は、DX推進が必要不可欠であり、DXを推進しなければ業務効率・競争力の低下は避けられないとしています1. 競争力が低下した場合の想定として、2025年から年間で現在の約3倍、約12兆円もの経済損失が発生すると予測されており、これを「2025年の崖」と表現しています1.
そんな「2025年の崖」を乗り越えるためには、短い期間で業務をDX化できる製品が必要となります。言い換えると、今までのように0からコーディングするのではなく、もっと早く現場視点で業務をDX化する必要が出てきます。
そんなときに、救世主となるのがPower Platformです。Power Platformは「Low Code No Code」という、プログラミングの知識が然程なくても、短期間でアプリケーションを作れる手法です。
一般的なシステム開発だと、現場の人とシステム開発者間でのミスコミュニケーションによる手戻り作業が発生します。しかし、Power Platformを使うことで、現場の人がシステム開発をできてしまうので、前述したトラブルが発生しにくくなります。

Power Platformは「2025年の崖」問題と親和性が高いんですね!
また、「2025年の崖」問題に加え、Power PlatformはMicrosoft製品であることも、市場価値の向上に繋がります。
理由としては、Power PlatformはLow Code No Codeという分野の中でトップクラスの製品であると評価されているからです。
以下のグラフは、テクノロジの最新情報をリサーチするGartner社が2023年8月に発表したLow Codeアプリケーションを要する各企業のポジショニングを示したものです。
X軸がビジョンの完全性、Y軸が実行能力となっているため、右上に行くほどビジョンを実行できており、将来のポジションを確立していることを意味します。

ご覧の通り、Microsoft製品は数ある企業の中でも評価が高く、将来性があると言えるでしょう。さらに、Power Platformの製品の1つであるPower BIは、2023年4月に以下の評価を受けています。

ご覧の通り、他の企業と比較しても高い評価を得ていることが分かります。
実行能力に関しては5年連続で最高位を獲得していることも発表されています!

Power PlatformにはAIを搭載した機能も続々と増えているので、
今後も高い評価を受けることが考えられますね!
メリット②:年収が上がりやすい
メリット①に関連する部分でもありますが、個人的な経験から年収面もアップしやすいと言えます。
以下の記事によると、一般的な年収アップの相場は現年収の105%~115%とされています。しかし、私は習得したPower Platformを活かして転職したことで157%の年収をアップさせることができました。

メリット③:キャリアの選択肢が増える
Power Platformを学ぶことでキャリアの選択肢も広げることができます。
もちろん、転職はせずにPower Platformを用いて、今の会社に貢献するのも一つですが、IT企業、コンサルティング企業、他にもDXに力を入れている事業会社に比較的容易に転職をすることができます。
また、フリーランスとして企業と直接契約し、契約社員として働くことも可能です。契約社員と聞くと、正社員より給与が低いイメージがあるかも知れませんが、必ずしもそうとは限りません。

契約社員として働いている知人に給与に関して教えてもらったところ、大手企業で働くよりも高くて驚かされました…!
まとめ
今回は、これからPower Platformを学ぼうと思っている方・既にPower Platformを学んでいる方に向けて、Power Platformを学ぶメリット3選をご紹介しました。他にも「こんなことが知りたい!」という内容があれば、こちらよりお問い合わせください。
本記事を読んで、Power Platformの学習を始めたいと思った方は下記を参考にしてみてください!

